Yakushima Summer Retreat for Youth

青年期にしかできない、自分と仲間と自然とつながる旅へ

この企画は、ガクの一言から始まりました。
「屋久島の夏、あの透き通る沢の水を仲間にも体験してほしい。」
彼の純粋な言葉と、私がずっと温めてきた「青年のための場をつくりたい」という想いが重なり、この旅が動き出しました。

青年期は、子どもでも大人でもない、自分で自分をつくっていく大切なフェーズと認識しています。
太古の森を歩き、火を囲み、夜星をみる。そこには、情報も評価もない、ただ「自分が在る」だけの時間。
五感が目覚め、心と身体がひらかれていく。自然は、眠っていた“野生の本能”を呼び覚まし、自分が何者なのかというのを思い出させてくれます。

また自然の中を冒険するには、自分だけでは越えられない挑戦がたくさんあります。
それを仲間と共に支え合い、乗り越え、語り合う体験は、深い信頼と人とつながる意味を教えてくれます。

小さな挑戦の積み重ねが、自己信頼を育み、未来へ進む力となる。
この時間が、彼らの根や幹を育てる栄養になることを意図し、心を込めてホールドします。